「ADHDの人が社会に適応するのってどんな感じ?
と聞かれたら、
「ずっとつま先立ちで生活してる感覚」と答えたい。
ちょっとだけなら、つま先立ちで高いところにあるものを取れても、
いつもつま先立ちでいるのは大変。
つま先立ち=頑張って適応している状態。できなくはない。
ただ、とても疲れる。
あんまりつま先立ちを強要されると足がつる=二次障害
こんなイメージだと定型の人にも伝わりやすいのかなと思ったりする。」
(岩切健一郎さんXより抜粋)
注意欠如・多動症(ADHD)は 神経発達障害の一種です。ADHDの小児は、しばしば過剰に活動的で衝動的な振る舞いをします。ADHDの患者数については小児の5~15%がADHDと推定されており、男児に2倍多くみられます。ADHDの徴候の多くは4歳までに気づかれ、ADHDの症状が12歳までにはほぼ明らかになります。しかし、中学生になるまで、学業成績や社会生活に大きな悪影響を及ぼさないこともあります。
発達障害(神経発達障害)は参考書やメディアなどで取り上げられることが多くなり、「よく知っているよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
情報は溢れていますが、当事者の方の声に耳を傾ける機会はどれくらいあるでしょうか?
ADHD当事者の『本当の声』から学ぶ機会はなかなかありません。普段は発達障害とお金について専門にされている岩切さんですが、今回は心理学を学ぶ学生・心理職・対人援助職の方のために、ADHD当事者としてお話ししてくださいます。
●日時:2024年3月30日(土)午前10時〜11時30分(30分質疑応答)
●参加形式:オンライン(Zoom)
●参加費:無料
●参加対象者:心理学を学ぶ学生、対人援助職など(そのほか、ADHDについて理解を深めたいという方は、学生心理学勉強会運営までご連絡ください。お問合せ:team.toiawase@gmail.com)