「精神科医」であり且つ「うつ病患者」である医師 岡本浩之先生が、ご自身の闘病経験と同時に、精神科医としての考察を加えながらお話しくださいます。
「うつ病」と一言で言っても症状や経過は人それぞれ、誰もが経験する可能性のある「うつ病」をリアルに、また岡本先生の穏やかで温かな雰囲気の中で学んでいきます。教科書や参考書には載っている「うつ病」は説明できても、患者さん目線の辛さ、苦しみを本当に理解することはできません。心理学を学ぶ上で真の声に耳を傾けることはとても大切なこと。
精神科医 岡本浩之先生の語る言葉からしか得られないものがあるはずです。一度、教科書を閉じて岡本先生の声に集中してみましょう。
■日時
2023年7月6日(木)20:00〜21:30(90分/うち30分質疑応答)
■参加費無料
■講師紹介
奈良県生まれ、高校卒業まで奈良市にて育った。
2003年東京大学を卒業後、東京大学医学部附属病院精神神経科に入局
2003年6月~獨協医大病院精神科勤務(研修医)
2004年10月~栃木県立岡本台病院勤務(研修医)
2005年6月~埼玉県済生会鴻巣病院勤務
2009年4月~朝日病院(栃木県小山市)勤務
2011年4月~医療法人幸啓会(こうけいかい)北本心ノ診療所勤務、現在に至る
外来での診察を行う傍ら、スポーツ精神科医としてスポーツ選手のメンタルケアに力を入れ、150人以上のスポーツ選手の治療に関わっている。精神科に関するYouTube配信、スポーツチームに対しての講演活動なども行っている。
また、公的機関での相談業務、学校医や産業医、電子書籍、紙書籍の出版やメディア露出なども行っている。2022年にはTBS深夜番組、アベマヒルズに出演。
幼稚園児の頃から陸上競技に取り組み、何度か中断をしたが30歳を過ぎて再開してフルマラソンやウルトラマラソンの大会にも参加した。心臓疾患を発症して中断したが、2023年5月にカテーテル焼灼術を受けて、懲りずにランニングを再開している。フルマラソンのベストタイムは2時間48分42秒(2018年東京マラソン)
中学1年時にうつ病を発症し、高校、大学、精神科医と計4回再燃を繰り返して、現在も治療を受けている。